
一般財団法人
群馬オペラアカデミー農楽塾
『農楽塾』は、オペラ歌手の中嶋彰子によって、『農作』と『音楽』を融合させるという、これまでにない斬新な発想で誕生した合宿型オペラアカデミーです。
歌手だけでなく、歌曲伴奏、コレペティツィオン、指揮を志す次世代の音楽家たちを対象としたプログラムが組まれており、世界トップレベルの講師陣の指導のもと、次世代の国際的な音楽家の育成を目指しています。
2015年度からは合宿型の勉強会に加え、留学や国際コンクールに向けたマスタークラスも開講され、農楽塾では毎年新たな取り組みを行っています。
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2026年 歌手とピアニストのためのオーディション・マスタークラス最新情報
2026年の歌手とピアニストのためのオーディション・マスタークラスは
ウィーン 1月24日(土)
東京 2月1日(日)
名古屋 2月13日(金)
上記の日程で開催を予定しています。
《審査員》
【ウィーン】
中嶋 彰子(ソプラノ/MUK教授/農楽塾 塾長)
KS リンダ・ワトソン(ドラマティック・ソプラノ/ウィーン宮廷歌手/MUK教授)
ニルス・ムース(指揮者/元フォルクスオーパー・キャスティングディレクター/元MUKオペラ科主任教授/北京中央戯劇学院声楽科教授)
斉藤 雅昭(ピアニスト/MDW講師)
【東京】
中嶋 彰子
斉藤 雅昭
宮里 直樹(テノール)
【名古屋】
中嶋 彰子
斉藤 雅昭
晴 雅彦(バリトン/大阪音楽大学教授)
※その他詳細は後日発表いたします。
2026年 歌手とピアニストのための春期講習会を開催します!
2026年のテーマ【身分制度から学ぶ音楽表現と身体表現】
— 音楽に映る社会と身体
2025年度のテーマ「日本語で歌う」に続き、2026年度は音楽を学ぶ上で避けては通れない西洋社会の“身分制度“における視点から、音楽と言葉、そして身体の表現を探ります。
『フィガロの結婚』『ラ・ボエーム』『ルチア』などのオペラ作品に加え、歌曲においても貴族と庶民両方の世界観を取り上げ、作曲された当時の歴史・社会的背景が音楽や身体表現にどのように影響するのかを考察します。
そして身分や立場の違いによって生まれる「愛」と、それにまつわる様々な感情を通して音楽表現の根源を学んでいきます。
※詳細は後日お知らせいたします。
合宿期間:2026年6月3日(水)~6月7日(日) in 群馬県館林市
新着情報
お知らせ
このたび、オグリズムが農楽塾の理事会に加わりました。また、株式会社龍角散がオペラ・ハイライト公演の協賛としてご参加くださいました。 両社のご支援に心より感謝申し上げます。
ご協賛のお知らせ
この度、荻窪オペラ座アッジョルノさまより、ご協賛をいただきました。荻窪オペラ座アッジョルノさまは、農楽塾の東京都内での活動拠点及び人的サポートを提供してくださり、農楽塾の活動への大きな支えとなってくださっています。一同、 […]
【お詫び】
2025年4月11日〜13日に開催される東京オーディション&マスタークラスの締切日について、SNS等で公開していたチラシの記載に誤りがありました。チラシには2月28日締切とありましたが、正しくは3月14日(金)と […]

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群馬オペラアカデミー農楽塾
Noura Opera Foundation

オーディション・マスタークラスは、模擬オーディションとレクチャーを通して、各種オーディションのためのトレーニングができる農楽塾独自のイベントです。
東京とウィーンの両都市で開催されるこのプログラムでは、留学など国外の舞台に踏み出すために必要なスキルや知識に触れることができます。海外留学や国際的キャリアを志す人にとって、最初の一歩を踏み出す機会となるでしょう。

歌手とピアニストのための春期講習会では、向上心のある方なら、レベルや年齢に関係なくどなたでも参加することができます。
この講習会では、技術的なことはもちろん、作品についての多角的なコーチングに加え、ネイティブスピーカーによる各言語のディクションや、詩の解釈を学ぶことができます。

農楽塾で夏から秋にかけて行われる活動は「オペラハイライト」です。オーディションで選ばれた若手歌手や、既にキャリアを積んでいる歌手が、邑楽町での合宿にて共に稽古を重ね、舞台では肩を並べ歌い演じます。参加者全員が舞台人として、自分らしさや内に秘めた複雑な情緒を表現し、「観客をオペラの世界へ導く」という目標を達成すべく、毎年稽古に励みます。

地域に根ざした自然の恵みに感謝し、食・住を共にしながら様々な経験を分かち合うことで、自然を肌で感じ、魂から音楽を表現できるような豊かな感受性が育ちます。このように地域やその人々と文化を通した交流をすることは、農楽塾を作り上げる大切な要素の一つとなっています。
ディレクター紹介
Akiko Nakajima
soprano / general director
Risa Matsushima
soprano / Associate Director
Yuri Aoki
Korrepetitor / Associate Director
Our Mission
~私たちの使命~
群馬オペラアカデミー農楽塾はその名の通り、音楽家の育成を主目的とした「塾」です。
日本と海外から一堂に集まった若手とプロの音楽家たちが分け隔てなく民家や公民館で食・住を共にし、様々な経験や文化を分かち合うことで、参加者全員が歌手として、指揮者としてあるいはコレペティートアや演出家など、舞台で活躍するアーティストとして一段と成長できる場を提供することを目的としています。
農楽塾の掲げる二つの大きな目標は、まずトップレベルの次世代の舞台人を育てること、そして農楽塾をサポートする地域の皆様との友好関係を向上させ、地域文化活性化に貢献する事です。
舞台人になるというのは、どういうことなのか。人の心を動かすためには、何が必要なのか。
自身の精神・姿勢や人間力が大きく問われるこの世界で、人の心に感動を与え、舞台人として世界に通用するレベルの次世代を育成するため、農楽塾は若手の音楽家を全力でサポートします。


